2007年 05月 27日
今日は、いよいよ来日も近づいたルーリー・ベル(Lurrie Bell)の思い出を。 '82年(当事彼は24才)の初来日の時に、ベーシストとして一緒にツアーをしました。 元々彼はシャイな性格だったようですが、単独での来日ということもあり、リラックスするまでには少し時間がかかりましたね。 そんな彼も、何日目かの北海道(札幌?)では本領発揮!! 特にブギーナンバーではとんでもないノリでした。演奏中、すさまじいスピードでスイングするギターについていくのが精一杯で、思わず彼の足元を確認したのです。ところがノレばノルほど、つま先のストンピングが遅れてるように感じ、すぐに足元を見るのをやめました。 やはり、リズムはあくまでもシャッフルの裏で感じ、表のリズム(つま先)はおまけのようなものなのですね。我々(?)とは違い、ノッて来ると走るのではなく、ノリが大きくなり、その分スピード感が増すのですね。おまけに体にバネがあり、すごいスピードの中にも、丸いスイング感でグイグイ失踪していく・・・・・。 当事レコードなどでも感じてはいましたが、実際に共演させていただくと、はやり「モノホンは恐ろしいッ・・・」の一言でした(笑) うれしかったのは、演奏中に私の方を振り向いてご機嫌な笑顔を見せてくれたことです。 また、この日はライブハウスでの打ち上げがあり、彼もゴキゲンでセッションにも参加。 なんと彼がベースを弾き、私がギターを弾くなんて一幕もッ。 ※私は酔ってましたので記憶違いの節はご勘弁ヲ。。。 私が「ルーリーは親指で弾くけど、ピックは使わへんの?(京都弁英語)」と聞くと、「若いときから親爺(キャリー・ベル/hrp.)の後ろでベースを弾いていた」「ベースは親指で弾いてたので、ギターもそのまま親指弾きさ・・・」とのことでした。 《うわっ、それって25年後の私(誤)と一緒ヤンッ!!》これは蛇足(爆) そんなこんなでメンバーとも打ち解けて、いよいよ京都へと。 ライブ前日に京都入りし、宿泊は私の実家ということに・・・・。 私はすでに東京に住んでましたので、勿論実家の母に前もって電話はしておきました。 「今度、ちょっと色の黒い人と一緒に帰るから一晩泊めてや・・・」 さて、当日、母がビックリしないかと少々心配でしたが、私が紹介するなり 「うわあっ、めちゃくちゃセクシーやわあ~」 「黒豹みたいやなあ~!!」なんて大喜び(爆) そして、夜にはどこから引っ張り出したのか、半纏をプレゼント。 ルーリーは眼を白黒しながらも喜んで居りました。(多分??) いやはや、私の母もちょっと飛んでますよね(笑) 現在83才ですが、まだまだ元気で、去年はLEODUOを観に拾得にも来てくれました。 下の写真は'05年、シカゴでのライブより。(Tail Dragger/My Head Is Bald) 下唇をかみ締めて搾り出すように弾く姿は昔とおりですが、いやあ、太りましたねえ。 『オ前もやろっ!人のこと言えるかっ!』『ハイ、スンマセン。。。』 今回の来日、都合がつけば是非観に行きたいですね。あの半纏、いや私のこと覚えてるかなあ。。。。???
by AYAMACCHI
| 2007-05-27 01:09
| AYAMACHIのブルースめんこ
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